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夏の料理

静と動が織りなす夏、
長崎の風は瑠璃色

初幟(はつのぼり)

端午の節句にも、中国伝来の故事がいきている。

長崎では男の子が生まれた家では初幟といって5月1日から幟を飾った。図柄は家門に鶴亀、松竹梅、唐の英雄像を描いたり、染めたりしたもの。そして粽(ちまき)を食べ、料理には「ふ」のつくものを多く使うようにしたという。「粽」は、竜となって昇天した屈原という中国の賢人の故事に習ったもので、「ふ」は「富」や「武」にちなんで子どもの健やかな成長を託したものである。

端午の節句料理

陰暦の5月は梅雨の前で悪月なので香気が高く薬草でもある菖蒲を用いた。また尚武にも通じる縁起もかついでいる。唐アク粽(ちまき)、フキ、干しフグの煮物。汁ものは刻みフキとカマボコの白味噌仕立て。フカと筍のあえもの等。そして鯉かまぼこを配する。

大村夏越まつり

感謝、憩い、郷土愛をテーマに市民参加の一大ページェント
毎年8月1日から3日間行われる、この行事は、夏越大祓いを行い、心身共に清め、残りの半年を無事に乗り切る節目とするため、市内の全部の神社が参加するという全国的にも珍しい形となっている。4,000発の花火、本踊りで盛りあがり、100軒もの夜店で賑わう。

大村寿し

文明6年(1467年)、16代大村藩主は島原・諫早との戦いに敗れ、命からがら孤島に落ちのびた。流浪すること6年、ようやく援軍を得て大村領を奪回した。喜んだ領氏たちは、お腹をすかせた将兵たちのために早々と食事の支度。もろぶた(長方形の木箱)に炊きたてのご飯を詰め、その上に魚や野菜の具をのせて差し出したところ、将兵たちはこれを脇差しで角切りにして食べたという。

ペーロン

心をひとつに男たちがくり広げる夏の祭典!
江戸時代から行われているボートレースに似た和船の競漕。秋のくんち、春のハタあげと共に長崎の花形行事となっている。唐船の船員たちが5月になると杉板(端船)を浮かべて、この競漕を楽しんでいたのが長崎に定着したもので、一漕の船に50~60人もの男たちが乗りこむ。ジャーン、ジャーンと打ち鳴らす銅鑼や太鼓のはやしがつきもので、夏の長崎っこの血をわかしている。

皿うどん

長崎っこのスタミナ源は皿うどん。まず麺にこだわりがある。シコシコとした歯ごたえのヒミツは小麦粉に混ぜたカン水。中国の湖水でとれるアルカリ性の水のことであるが現在は同じ成分を調合して使っている。具は肉、魚、具、野菜、蒲鉾(薄切り、短冊切りを数種使う)など栄養たっぷり。太麺は福建風、細麺は広東風といわれている。

精霊流し

耳をつんざく爆竹の騒音にそっと涙をかくして…。

8月15日の夜7時頃から始まる精霊流し。亡くなった人の霊を西方浄土へ送るために初盆の家では精霊船をつくる。100人もの人でかつぐ大型から、親や遺児が数人で運ぶ、小さなものまで毎年2000隻をこえる船が町から港へ仏さまを送っていく。耳をつんざく爆竹の音もなぜかこの日は郷愁をさそう。一夜の人出は毎年20万人を下らない。

蓮飯(はすめし)

15日の前夜、長崎では蓮飯と刺鯖のご馳走の習慣があった。今も伝統を大切に守る家々では、お盆の食卓に蓮飯がのる。蓮飯は蓮の葉に糯米の飯をつつむ。刺鯖というのは、背を割って塩漬けにした鯖のこと。伝統を大切に、献立は今風にアレンジしながら残して行きたい風流な味わいである。
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